熱々の生地に、トマトソースととろけたチーズ。ホームメイドピザというと、生地をこねて発酵させ、トマトからソースを作って……というイメージがあります。でも、そこまでやったら私には手間がかかりすぎます。私が実際に家でピザを作ったときは、Pizza DoughもPizza Sauceも市販品を使いました。生地を広げる。市販のソースを塗る。Shredded MozzarellaとParmesanをのせて焼く。これくらいなら現実的です。
ただ、最初に言っておくと、節約だけを目的にするなら、ホームメイドピザがものすごくお得とは思いません。材料を全部買えば意外とお金がかかりますし、オーブンの予熱や後片付けもあります。1〜2人で食べるだけなら、冷凍ピザやテイクアウトのほうが費用対効果がいい日もあります。それでもホームメイドピザをおすすめしたい場面があります。子どものPizza Partyです。食事を用意するだけではなく、「自分のピザを作る」というアクティビティにもなる。そう考えると、ホームメイドピザの価値が出てきます。
私がWhole Foodsで買ったもの
私が作ったときは、Whole Foodsでほとんどの材料を揃えました。価格は店舗や時期によって変わるので、以下はだいたいの目安です。
Fresh Pizza Dough
私はWhole FoodsでFresh Pizza Doughを購入しました。目安:$3〜5程度。もちろん、Whole Foodsでなくても大丈夫です。WalmartなどでもPizza DoughやRefrigerated Pizza Crustが売られていて、もっと安く見つかることがあります。Pizza Partyで何枚も作るなら、ここは高級なDoughにこだわらず、安いものを探すのもいいと思います。
Organic Pizza Sauce
私はWhole FoodsブランドのOrganic Pizza Sauceを使いました。目安:$3〜4程度。Pizza Sauceも一から作る必要はないと思います。スーパーで「Pizza Sauce」と書いてあるものを買えば十分です。そして、子どものPizza Partyなら、あえてOrganicを選んでおくのも悪くありません。子どもの友達に食べ物を出すと、家庭によって食材に対する考え方が結構違います。中にはOrganicにかなりこだわる親もいます(笑)。もちろん「Organicなら絶対安心」という意味ではありません。でも、「Pizza SauceはOrganicを使っているよ」と言えるだけでも、食材を気にする家庭には説明しやすくなります。
Shredded Mozzarella
目安:16 ozで$5前後。ピザのメインになるチーズです。Fresh Mozzarellaではなく、普通のShredded MozzarellaでOKです。できればLow-Moistureタイプだと、水分が出にくくピザに使いやすいです。
Grated Parmesan
目安:5 ozで$4前後。Mozzarellaだけでも作れますが、Parmesanを少し加えると塩気とうま味が増して、かなりピザらしい味になります。つまり基本的な買い物は、Pizza Dough + Pizza Sauce + Shredded Mozzarella + Grated Parmesanこれだけです。
基本のCheese Pizza
材料(12インチ1枚)
- 市販 Pizza Dough 1個
- 市販 Pizza Sauce 約½ cup
- Shredded Mozzarella 1〜1½ cups
- Grated Parmesan 2〜3 tbsp
- All-Purpose Flour 少量(打ち粉用)
1. Pizza Doughを常温に戻す
冷蔵のPizza Doughなら、焼く30分ほど前に冷蔵庫から出します。冷たいままだと弾力が強く、せっかく伸ばしても縮みやすいです。袋から出してすぐに格闘するより、少し待ったほうが圧倒的に扱いやすくなります。
2. オーブンまたはAir Fryerを予熱する
使用するPizza Doughのパッケージに書かれている温度を基本にします。Pizza StoneやPizza Steelを使う場合は、オーブンと一緒にしっかり予熱しておきます。Air FryerやCountertop Ovenの場合も、いきなりPizzaを入れるのではなく、まず十分に予熱します。家庭用の調理器具は、同じ設定温度でも機種によって焼き上がりがかなり違います。この話については後でもう少し詳しく書きます。
3. 小麦粉を使ってDoughを伸ばす
カウンターや大きなまな板にAll-Purpose Flourを薄く振ります。Doughにもほんの少し小麦粉をつけます。中央から外側に向かって指で押しながら広げ、ある程度大きくなったら、手で少しずつ伸ばしていきます。目標は12インチくらい。ポイントは、小麦粉を使いすぎないこと。Doughが台や手にくっつかない程度で十分です。そして、きれいな円にならなくてもまったく問題ありません。子どものPizza Partyなら、むしろDoughを小さく分けてPersonal Pizzaにしたほうが扱いやすく、自分で作る楽しさもあります。
4. Pizza屋さんみたいにSauceを塗る
Pizza SauceをDoughの中央に置きます。大きめのスプーンの背を使って、中央から外側へクルクルと円を描くように広げます。Pizza屋さんで見る、あの塗り方です。外側の1インチくらいはSauceを塗らず、Crustとして残します。この方法ならSauceを均等に薄く広げやすく、子どもでもできます。Sauceは「ちょっと少ないかな?」くらいから始めるのがおすすめ。多すぎると生地が水っぽくなりやすくなります。
5. Cheeseをのせる
まずParmesanを軽く振り、その上からShredded Mozzarellaを全体にのせます。これだけならCheese Pizza。ここから好きなToppingを追加できます。
6. 焼く
Pizza Doughのパッケージに書かれている時間と温度を、まずは目安にします。ただし、ここで大切なのが、「書いてある時間=必ず完成する時間」ではないということです。Crustに焼き色がつき、Mozzarellaがしっかり溶け、Pizzaの底と中央のDoughまで焼けていることを確認します。取り出したら1〜2分休ませてから切ります。これで基本のCheese Pizzaは完成です。
Pizza Partyなら定番Toppingsを用意する
子どもたちに自分のPizzaを作ってもらうなら、Toppingsを小さなボウルに入れてテーブルに並べておくと簡単です。全部揃える必要はありません。定番なら、このあたりです。
Pepperoni
アメリカのPizza Partyなら、まずこれ。袋から出してそのままのせられるので、親としても一番ラクです。Cheese PizzaとPepperoni Pizzaの2種類だけでも、子ども用なら十分かもしれません。
Italian Sausage
お肉系をもう一種類用意するならItalian Sausage。ここは、日本人だと最初ちょっと迷うかもしれません。巨大なソーセージを1本、そのままPizzaにのせるわけではありません(笑)。生のItalian Sausageなら、ケーシング(外側の皮)を外して中のお肉を取り出します。それをフライパンでひき肉のようにほぐしながら炒め、完全に火を通します。Pizzaには、小さなGround Meatの塊くらいのサイズで全体にパラパラとのせます。すでにFully CookedのItalian Sausageなら、薄い輪切りや小さめの一口サイズに切って使ってもOKです。
Mushroom
薄切りにして使います。最初からSliced Mushroomを買えば、さらにラクです。Vegetable Pizzaには欠かせない定番です。
Bell Pepper
細切り、または小さめに切ります。Green Bell Pepperを使えば、一気にアメリカのPizzaらしくなります。
Onion
薄切りにして少量のせます。
Black Olives
缶詰のSliced Black Olivesなら、水を切るだけ。Pizza Party用として非常に扱いやすいToppingです。
Pizza Partyなら、このくらいで十分
全部を用意しなくても、
Cheese
- Mozzarella
- Parmesan
Meat
- Pepperoni
- Italian Sausage
Vegetables
- Mushroom
- Bell Pepper
- Onion
- Black Olives
このくらいあれば十分です。組み合わせ次第で、
- Cheese Pizza
- Pepperoni Pizza
- Sausage Pizza
- Veggie Pizza
- Supreme風Pizza
まで作れます。子ども中心なら、個人的にはCheeseとPepperoniをメインにして、VegetablesはOptionくらいが一番ラクだと思います。
Organicにしておくと説明しやすい
他の家庭の子どもに食事を出す場合、食材について気にする親もいます。全部をOrganicにする必要はありませんが、
- Organic Pizza Sauce
- Organic Vegetables
- Organic Cheese
など、買いやすいものだけOrganicにする方法もあります。ただし、全部OrganicにするとPizzaの材料費はどんどん上がります。私はPizza Sauceくらいでも十分だと思います。そして親に聞かれたら、「SauceはOrganicだよ」と言えます(笑)。もちろん、アレルギーや食事制限についてはOrganicとは別の話なので、Pizza Partyをするなら事前に親に確認しておく必要があります。
大人用には、昔Whole Foodsで売っていたWhite Pizza
子どもたちにはCheese PizzaやPepperoni Pizza。そして大人用に1枚だけ、White Pizzaを作るのもおすすめです。実は以前、Whole Foodsで売っていたWhite Pizzaが好きだったのですが、いつの間にか作らなくなってしまいました。そこでWhole FoodsのCookに、「あのWhite Pizza、何が入っていたの?」と聞いたことがあります。
記憶している基本の組み合わせは、
- Pizza Dough
- Ricotta Cheese
- Garlic
- Mozzarella
- Parmesan
です。Sauceについては、White SauceではなくOlive Oilベースだったかもしれません。ただ、家で作るならWhite Pizza Sauceを薄く使うアレンジもおいしいと思います。こちらのほうがクリーミーで濃厚になり、大人用Pizzaとしてはむしろ魅力的です。
私ならこう作る
Pizza Doughを伸ばしたら、White Pizza Sauceをごく薄く塗ります。その上に、
- Ricottaを小さなDollop(ひとさじ)で何か所かに置く
- Garlicを少量散らす
- Shredded Mozzarellaをのせる
- Parmesanを軽く振る
そして焼きます。White Sauceを使いたくなければ、代わりにOlive Oilを生地に薄く塗るだけでもOK。つまり、昔のWhole Foods風なら Olive Oil少し濃厚にするなら White Pizza Sauceという2通りです。子どもたちがPepperoni Pizzaを作っている横で、大人用にこれを1枚。そして何より、Whole Foodsでもう売っていないなら、自分で作る理由があります。
Air Fryerで焼いてみて分かったこと
私は家のAir FryerでPizzaを焼きました。設定温度も守ったつもりだったのですが、実際には予定していた時間の2倍以上かかった記憶があります。これで分かったのは、家庭でPizzaを焼く場合、パッケージに書かれている時間を絶対だと思わないほうがいいということ。Air FryerやCountertop Ovenは、機種によってヒーターの位置、庫内の大きさ、実際の温度、生地への熱の伝わり方がかなり違います。
特に注意したいのは、
- しっかり予熱する
- Doughの中央を厚くしすぎない
- Pizza Sauceを塗りすぎない
- 水分の多いToppingsを大量にのせない
- Cheeseの焼き色だけで完成を判断しない
- Pizzaの底と中央のDoughまで確認する
という点です。
Air Fryerは上からの熱が強い機種もあります。Mozzarellaがきれいに溶けて、「おお、完成!」と思っても、Pizzaの底や中央はまだ生っぽいことがあります。CheeseよりDoughを確認する。これは結構重要です。
Pizzaの下にクッキングシートを敷いてもいい?
私はPizzaがトレイにくっつくのが嫌だったので、下にParchment Paper(クッキングシート)を敷いて焼きました。ここにも注意点があります。Pizzaでは必ずしもベストとは限りません。Parchment PaperをDoughと金属のトレイの間に挟むと、熱いトレイからPizzaの底への熱の伝わり方が弱くなることがあります。もしかすると、私のPizzaに予想以上の時間がかかった理由の一つだったのかもしれません。
では、何に乗せて焼く?
Pizzaの底までしっかり焼きたいなら、自分のAir Fryerやオーブンの取扱説明書に従ったうえで、
- Pizza Pan
- Metal Tray
- Pizza Stone
- Pizza Steel
などにPizzaを直接乗せて焼く方法をまず試してみるのがいいと思います。くっつくのが心配なら、トレイをきれいにして、生地がくっつかない程度に少量のFlourなどを使います。SemolinaやCornmealを使う方法もありますが、Air Fryerの場合はファンで粉が飛ぶ可能性があるため、機種の説明書を確認してください。Cookie用のSilicone Baking Matも便利ですが、Pizzaでは底をしっかり焼きたいので、私はまずMetal Trayなどへの直置きを試します。つまり、Cookieを焼く方法とPizzaを焼く方法は、必ずしも同じではないということです。
生焼けっぽいPizzaは食べても大丈夫?
ここは「少しくらいなら大丈夫」とは考えないほうがいいです。Pizza Doughの小麦粉は生食用ではありません。Raw Flourには食中毒の原因になる微生物が存在する可能性があるため、中央に明らかに湿った生のDoughが残っていたら、追加で焼きます。
また、Italian Sausageなどの生肉をToppingとして使う場合はさらに注意が必要です。だからこのレシピでは、Italian SausageをPizzaにのせる前にフライパンで完全に加熱しておく方法をおすすめしています。特に子どものPizza Partyなら、このほうが調理も安全確認も簡単です。最後にPizzaの端を少し持ち上げて底を見る。そして中央を切ってDoughの状態も確認する。まだ生っぽければ、もう少し焼く。予定より5分、10分、場合によってはそれ以上かかっても、レシピの時間より実際の焼き上がりを優先する。家庭でPizzaを作るなら、このくらいの感覚でいいと思います。
実際のところ、いくらかかる?
私が使ったようなWhole Foods中心の材料で一から揃えるなら、基本材料はだいたい、
- Fresh Pizza Dough:$3〜5
- Organic Pizza Sauce:$3〜4
- Shredded Mozzarella:約$5
- Grated Parmesan:約$4
合計:約$15〜18前後。ここにPepperoni、Italian Sausage、Mushroom、Bell Pepperなどを追加すると、$20〜25程度になっても不思議ではありません。大人用White PizzaのためにRicottaやWhite Sauceまで新しく買えば、さらに上がります。もちろん、一度にMozzarellaやParmesan、Sauceを全部使い切るわけではないので、「買い物の総額」と「実際に1枚のPizzaに使った食材費」は別です。それでも、やっぱりこれは、「安くPizzaを食べるための料理」ではないと思います。1〜2人でPizzaを食べたいだけなら、冷凍Pizzaがセールになっているときに買ったり、Takeoutを利用したりしたほうが費用対効果がいいこともあります。
それでもPizza Partyならアリ
ホームメイドピザの価値が出るのは、やっぱり子どものPizza Partyだと思います。Doughを小さく分けて、子どもたち一人ひとりに渡す。自分でDoughを伸ばす。Pizza屋さんみたいにSauceをクルクル塗る。Mozzarellaをのせる。そして、「Pepperoniにする?」「Mushroomものせる?」「全部のせる?」と、自分のPizzaを作ってもらう。多少変な形になってもいいし、Cheeseが片側に寄ってもいい。夕食を用意すると同時に、子どもたちのアクティビティにもなります。そう考えると、単純にスーパーで使った$20、$25だけでは比較できなくなります。食事+子どものアクティビティになるからです。
普段の夕食なら、私はわざわざ毎回ホームメイドPizzaを作らなくてもいいと思います。でも子どもの友達が集まる週末なら、これは結構いい。子どもたちにはCheeseとPepperoniを中心に。好きな子にはVegetablesやSausageも。そして大人にはWhite Pizzaを1枚。ホームメイドピザは、安いから作る料理ではなく、みんなで作ると楽しい料理。アメリカで家庭料理として取り入れるなら、私にはそのくらいの位置づけがちょうどいいです。

Leave a Reply